« 大正期の新聞界 | Main | 後楽園競輪場の付帯施設 »

後楽園スタヂアムの資本系列

『後楽園スタヂアム50年史』(後楽園スタヂアム, 1990)p.16に創立当時の株式会社後楽園スタヂアムの役員と主な株主が記載されています。1936(昭和11)年12月25日創立総会時。

取締役会長 田辺七六
取締役社長 早川芳太郎
専務取締役 田辺宗英

早川芳太郎 2,130株
水上金三郎 1,500株
手塚丈夫   1,380株
田辺宗英   1,300株
水上源太郎 1,100株
小田進平   1,090株
大橋松雄   1,050株
小林一三   1,000株
正力松太郎 1,000株
以下略

早川芳太郎は東京米国商品取引所理事長、最初は兜町系の人が中心でプラス東宝、野球人人脈といったところでした。球場の開業は1937(昭和12)年9月11日。

ところが経営は思わしくなく、株価は額面20円を1円か2円下回っており、小林一三が額面価格で過半数の株を取得したいと申し出て、1938(昭和13)年6月28日の株主総会で東宝系列になり、主要役員は以下に交代します。

取締役会長 渋沢秀雄
取締役社長 吉岡重三郎
専務取締役 秦豊吉

戦後、1947年にGHQによる財閥解体で東宝から独立ししました。しかし、戦時中から続いた秦豊吉会長、田辺宗英(小林一三の弟)社長の東宝系経営陣は戦後もそのまま継承されています。現在は株式会社東京ドームとなっています。

|

« 大正期の新聞界 | Main | 後楽園競輪場の付帯施設 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 後楽園スタヂアムの資本系列:

« 大正期の新聞界 | Main | 後楽園競輪場の付帯施設 »