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1964年(東京オリンピック)まで-再建の昭和20・30年代

1948年には代表合宿を復活させ、戦前ピーク時の技術と経験を次世代に伝える試みがなされる。 1956年メルボリン・オリンピックには出場したが初戦敗退。 1958年東京開催のアジア大会では、ホームにもかかわらず予選リーグでフィリピン、香港に敗退と大正時代の極東大会と同様のレベルまで低下する。
1953年には西ドイツで開催されたユニバーシアードに学生代表を派遣し、大会後も約2ヶ月にわたってヨーロッパを転戦した。 このメンバーからは、長沼健、岡野俊一郎、平木隆三など、後にコーチとしてクラマー氏の薫陶を受け、日本サッカー界の中枢になる人材が輩出した。 1960年にも日本代表が同様にヨーロッパに長期遠征しており、このメンバーには八重樫茂生、川淵三郎などがいる。 これらの長期遠征はサッカー技術だけでなく、クラブ運営のあり方なども含め、今日にいたるまで日本サッカー界に多大の成果をもたらした。 また、これらの人々の中から後のサッカー・ブーム時代にサッカー本の著者が多数でた。
1960年代にはクラマー氏をコーチに迎え、1964年 東京オリンピックではアルゼンチンを破ってベスト8入りする成果をあげる。
底辺拡大面で重要なのは、1958年に小、中学校でサッカーが体育の正課となったことである。 60年代から体育教師向けサッカー参考書が増加する。

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戦後1964年まで(昭和20・30年代)

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蹴球技術研究 松丸貞一/著
関東蹴球協会代表者宮本能冬,1946
48p 謄写版
未見。『日本サッカーのあゆみ』による。多和健雄『サッカーの指導』の参考文献に松丸貞一著『蹴球技術の研究』がある。


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蹴球規則
日本蹴球協会,[1946]
2,74p;19cm
未見。昭和21年度。目黒書店昭和5年刊の複製。


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サッカー 理論と技術 堀江忠男、加茂健/共著
東京:朝日新聞社,1949
245p;19cm 図版

堀江、加茂はともに浜松中、早稲田大卒でベルリン・オリンピック日本代表。 堀江は本書執筆時点で朝日新聞社勤務、後早稲田大学政治経済学部教授。早稲田大学ア式蹴球部監督も務めた。加茂は長谷川電気製作所勤務。
刊行の前年1948年には代表合宿が復活し、加茂もコーチとして参加している。戦前の知識と経験によって戦争中の空白を埋めることを著者は意図している。 「現在の技術と戦術の水準は、昭和十年代のはじめよりは低下している」ことを嘆く著者は「戦術的には、日本のサッカー界が2B制から3B制へと飛躍を遂げた時代に、幸運にもその先頭を歩むことができた」。 「日本のサッカー・プレイヤーとして、過去において一番恵まれた時代に、一番恵まれた環境で、サッカーをやることのできたわれわれは、自分たちの体験を整理し、 まとめ上げて公表することが、われわれ二人の希望であるばかりでなく、同時に日本のサッカーにたいする責務であるとも感じていたのである。」 「われわれの過去二十年間における、国内的、国際的な体験から割りだし、また昔自由に外国のサッカーの本が丸善で買えた頃の、理論的蓄積(というと大げさだが)をも加えて、 独創的に書いたものである」。フォワードに関する事項を加茂が、バックを堀江が担当した。
第1章 サッカーの歴史と概念 第1節 サッカーの歴史 第2節 サッカーの概念
第2章 個人技術 第1節 基本的な体力の養成 第2節 キッキング 第3節 ドリブリングとドッジング 第4節 トラッピングとドッジング 第5節 タックリング 第6節 ヘッディング 第7節 ゴールキーパーの個人技術
第3章 フォワードの戦術的動き 第1節 パッシングのための基本的動き 第2節 守備から攻撃に移る場合の動き 第3節 中盤におけるフォワードの動き 第4節 ゴール前におけるフォワードの動き
第4章 バックの戦術的動き 第1節 各ポジションの戦術的動き 第2節 バック全体の戦術的動き
第5章 フォワードとバックの協力 第1節 守備の場合の協力 第2節攻撃の場合の協力
第6章 総合戦術論 第1節 戦術進化の歴史 第2節 国際サッカー界における二つの主要な型 第3節 日本チームの理想型 第4節 各チームに適する戦法の選択 第5節 敵、天候などに応ずる戦術の変化
第7章 総合練習方法 第1節 個人技術の練習方法 第2節 コンビネーション・プレーの練習方法
第8章 規則解説と審判心得
附録 1.サッカー用語解説 2.蹴球規則
口絵写真はベルリン・オリンピックと著者らの実技。
第6章第3節 「日本チームの理想型」ではベルリン・オリンピックの経験に基づいて、ヨーロッパ諸国にいかにして勝利するかに言及している。 「攻撃 足技の先天的な巧妙さや、身体の大きさから発する力強さを望み得ない反面、われわれは耐久力、機敏、身軽という点ではすぐれている。 したがって、スタートの軽快さで相手を引き離すこと、相手にマークのため動くことを強要しておいて、その動きの逆をつくことを攻撃法の基礎としなければならない。」 「守備 身体の大きい、キックの強い外国チームの速やかな攻撃にたいしては、日本のチームは3B制を採らなければ支えきれない。」
FIFA復帰は刊行の翌年1950年だが、すでに国際的視野から強化策が述べられている。
なお、堀江には『わが青春のサッカー』(岩波書店,1980)という自伝がある。


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サッカーの指導 2版 多和健雄/著
東京:杏林書院体育の科学社,1955
89p;19cm
1版は1954年刊なので、2版ではなく2刷かもしれない。多和健雄は神戸三中、東京高師、中央大学卒。執筆時点では東京教育大講師、 サッカー部監督として昭和28年東京大学リーグ第一部優勝。日本蹴球協会普及部長としてサッカ-の義務教育課程化に貢献した。本書は中学、高校の教員向けに解説したもの。
1.特質
2.指導目標
3.指導上の一般的条件
4.学習内容と時間配当
5.指導の展開
6.到達標準(学習目標)
7.評価
8.学習内容の解説
参考文献として以下があげられている。
1)Joe Hulme. "How to play soccer"
2)R. T. Hesford. "Association football"
3)D. E. Rowe. "Soccer...do this play"
4)"Soccer: prepared by officers of the Aviation Training Division, United States Navy"
5)堀江忠男、加茂健著 『サッカー 理論と技術』
6)松丸貞一著 『蹴球技術の研究』
7)松丸貞一、二宮洋一共著 『Combinationの研究』
8)『蹴球教程』 英国蹴球協会発行 日本蹴球協会訳
9)『蹴球競技規則 主審必携と競技者への指針』 日本蹴球協会

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サッカー 竹腰重丸/著
東京:旺文社,1956
222p;19cm ( 旺文社スポーツ・シリーズ)
竹腰重丸(タケノコシ シゲマル)は大連一中、山口高校、東大卒、執筆時点で東大講師。日本が国際大会初勝利した第8回極東大会フィリピン戦で決勝ゴールを決め、 優勝した第9回極東大会では主将、ベルリン・オリンピックではコーチ、戦後はメルボルン・オリンピック日本代表監督、と常に日本サッカー界の頂点に位置した。 1980年に亡くなったときには、初の日本サッカー協会葬が行われた。
標題紙に筆者の上半身肖像写真、口絵写真はメルボルン・オリンピック予選対韓国戦。
第1編 サッカーの概要 第1章 ボール・ゲームとしてのサッカー 第2章 サッカーの発達史 第3章 日本における発達史
第2編 サッカ-の理論 第1章 戦法の変遷 第2章 現代戦法の理論と実際 第3章 各ポジションのプレー
第3編 基礎技術とその練習法 第1章 基礎技術の修得と体力の養成 第2章 キッキング 第3章 トラッピング 第4章 ドリブリング 第5章 ヘッディング 第6章 タックリング 第7章 パッシング 第8章シューティング 第9章 スロー・イン 第10章 ゴール・キーピングの技術
付録 1.基礎トレーニングとしての運動 2.競技規則の解釈と適用について 3.用語解説 4.競技規則 5.競技記録
堀江・加茂の著書同様、卓越した経験と理論による高水準の図書であるが、戦後のヘルシンキ・オリンピックや1954年W杯のトップ・チーム(ハンガリー)の戦術までフォローしている。 日本に関しては、「戦後十年を経た現在、日本代表チームの力量はおおむね戦前の水準まで回復した感がある」と述べている。
『日本サッカーのあゆみ』は本書を「非常に読まれた指導書」としてあげている。


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蹴球競技規則 日本蹴球協会/編
東京:日本蹴球協会,1956
56p;19cm (体育図書館シリーズ;2)

未見。


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図解サッカー 多和健雄/著
東京:不昧堂書店,1957
155p;22cm (体育図書館シリーズ;2)

かなを多用して児童向けに書かれたサッカー入門書。
はじめ
試合のやり方
正しいわざ
わざの総まとめ
上手な試合の進め方
リード・アップ・ゲーム
正しいルールの解釈
附録 用語解説

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部誌 第3号 京都府立医科大学蹴球部/編
京都:京都府立医科大学蹴球部,1958
72p;22cm

未見。後藤教授定年記念号。付・名簿。


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サッカー 学校体育研究同志会/編
東京:柴田書店,1959
64p;19cm  (学校体育実技シリーズ)

東京教育大学助教授丹下保夫監修。教師向けに書かれた中学校体育指導書。
Ⅰ.ルールと審判法 Ⅱ.攻め方と防ぎ方に必要な技術 Ⅲ.ポジションに必要な技術 Ⅳ.全員に必要な技術と練習法 Ⅴ.練習計画の立て方


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トトカルチョ
[東京]:東京オリンピック準備委員会,1959序
56p;21cm

「イタリアにおけるトトカルチョについてのみではなく、その他の国々で、フットボール・プールスまたは、スポーツ・トトなどと称して行なっている同種のものをまとめて、 その発祥の歴史、現状、関係法規などの概況を述べるとともに、あわせて、イタリアのローマにおける千九百六十年の第十七回オリンピック競技大会の開催のために、 このトトカルチョがどんなに大きな役割を果たしつつあるかを紹介して、千九百六十四年の第十八回オリンピック競技大会の東京開催を熱望しておられる日本の人々にトトカルチョについて、 大きな関心を寄せられるようにお願いすることを趣旨としているのである。」
後記にこのリーフレットが日本体育協会の所有にかかること、『世界の賭けごと』の著者、倉茂貞助の協力に対する謝辞がある。
はしがき
序章 1.人生と娯楽 2.トトカルチョの特色とスポーツ
第1章 トトカルチョの語源と語義
第2章 トトカルチョの歴史 1.イギリスにおけるフットボール・プール 2.スエーデンその他の国におけるフットボール・プール 3.イタリアにおけるトトカルチョの発祥 4.イタリアにおけるトトカルチョの発展と現状
第3章 トトカルチョの準拠法規 1.トトカルチョの基本法 2.基本法に関連する法規
第4章 トトカルチョの組織と運営 1.トトカルチョの組織 2.トトカルチョの運営
第5章 トトカルチョ参加者の心得
第6章 トトカルチョの効果 1.スポーツに対する寄与 2.オリンピックに対する貢献
第7章 トトカルチョの雑話 1.トトカルチョの勝利者 2.トトカルチョの受付所の労苦 3.トトカルチョのファンに対する注意書
別表 1.トトカルチョの参加料金の上昇状況一覧表 2.地区事務所および管内受付代理人、公認予想受付所分布一覧表 3.1.トトカルチョの税率およびコニイの収入率 3.2.トトカルチョの収入の配分図表 4.トトカルチョの運営一覧表
刊行時点でローマ・オリンピックはまだ開催されていない。イタリアではトトカルチョはオリンピック委員会が運営している。
「サッカー籤」は40年越しの悲願だったことがわかる。サッカーのプロ化はおろか日本リーグの誕生すらまだだいぶ先のことなのに、サッカー籤の研究は先行していたようだ。

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サッカー 竹腰重丸,浅見俊雄,田中純二/著
東京:ベースボール・マガジン社,1960
142p;19cm (スポーツ入門双書;第5)

表紙に「あなたは選手になれる」、裏表紙に「A beiginner's guide to winning soccer」とある。 浅見俊雄は東京大学教育学部体育学科卒、東京大学教養学部教官。田中純二は順天堂大学体育学部卒、東京大学教養学部教官。 本書が刊行された1960年から小学校、中学校のカリキュラムにサッカーがとりいれられた。
まえがき
第1部
1.サッカーとは 1)サッカーの歩み 2)施設と用具 3)ゲームの進め方 4)サッカーの性格 用語解説
2.基礎技術1 1)キッキング
第2部
3.基礎技術2 1)トラッピング 2)ドリブリング 3)ヘディング 4)タックリング 5)スロー・イン 6)ゴール・キーピング
4.応用技術 1)シューティング 2)クリアリング 3)センターリング 4)パッシング 5)1対1 6)2対1 7)3対2
第3部
5.チーム・プレー 1)各ポジションの役割 2)攻撃 3)守備 4)チーム・プレーの練習法
6.基礎体力とその養成法 1)サッカーに必要な体力 2)基礎体力を養うには
7.練習計画とそのたてかた 1)練習計画の基本的な考え方 2)練習計画の実例 3)その他の問題点

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豊島サッカー史 関根作三/著
東京:豊島サッカー倶楽部,1960
172p;22cm

東京高師、青山師範とともにわが国有数の歴史を誇る旧豊島師範のサッカー部史。
応援歌 まえがき 豊島サッカーに寄せて(野津謙) 序(四宮真佐男) 歴代部長のことば(吉川準治郎、四宮真佐男、鈴木朝英、佐藤光二、藤本光)
黎明期(明治四十二年~大正四年)
興隆期(大正五年~大正十三年)
不遇期(大正十四年~昭和九年)
復興期(昭和十年~昭和十七年)
倶楽部時代(昭和二十年以降)

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サッカー・ルール・ハンドブック 日本蹴球協会審判部/編
東京:ベースボール・マガジン社,1961
137p;18cm (スポーツ新書)

序文は日本蹴球協会審判担当常務理事松丸貞一、「編集者のことば」は日本蹴球協会理事国際登録審判員福島玄一。
1.蹴球規則の変遷 2.競技場 3.ボール 4.競技者の用具 5.競技者 6.競技時間 7.競技開始 8.キック・オフ 9.イン・プレーとアウト・オブ・プレー 10.得点 11.プレーの停止と再開 12.ドロップ・ボール 13.スロー・イン 14.ゴール・キック 15.コーナー・キック 16.フリー・キック 17.不正・不法行為 18.オフ・サイド 19.ペナルティ・キック 20.審判員 21.主審 22.線審 23.主審と線審の協力 24.対角線審判法 25.知らないと損をする テスト問題回答 索引と用語解説


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サッカー 佐々木茂,中垣内勝久,竹内京一/著
京都:学芸出版社,1961
212p;22cm (キネシオロジーによる新体育・スポーツ選書;第6)

佐々木茂は天理大学教授、中垣内勝久は京都蹴球協会理事、竹内京一は紫野高校教諭。瀬戸進、鈴木中、田辺喬への謝辞がある。 キネシオロジーとは「身体運動を分析する科学」。
はじめに
1.序論 1)サッカーの特性 2)サッカーのキネシオロジー
2.基礎技術 1)ランニング 2)キッキング 3)トラッピング 4)ヘディング 5)ドリブリング 6)スロー・イン 7)タックリングおよびショルダー・チャージング 8)ゴール・キーピング
3.応用技術 1)パッシング 2)基礎的攻防
4.ゲーム 1)メンバーの位置・役割と適性 2)攻撃の戦法 3)防禦の戦法 4)ゲームの練習 5)総合練習
練習計画 あとがき 参考文献 ふろく(競技規則と審判法) 索引
サッカー関係の参考文献として以下があげられている。
J. Dimmock. "Association football"
K. R. G. Hunt. "First step to association football" 1929.
N. L. Jacson. "Association football" 1899.
D. F. Sowe, John Barlee. "Soccer; do it this way"
Winterbotton Wi. "Soccer coaching"
Danny Blanchflower. "Soccer my way"
F. N. S. Creek. "Teach your soccer"
竹腰重丸 『サッカー』 旺文社
多和健雄 『サッカー』 体育の科学社
資料として、日本蹴球協会編『小学校蹴球系教材の解説』『サッカー教材の解説(中学校)』『サッカー型リード・アップ・ゲーム』以上いずれも1960年刊、 『蹴球競技規則』1959年刊、Osaka Club bulletin 『Kick-off』no.2-4、があげられている。


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NHKスポーツ辞典「サッカー」
東京:日本放送出版協会,1961


未見。『日本サッカーのあゆみ』による。


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最新サッカー教室 ウィルヘルム・ブッシュ/著 昌谷春海/訳
東京:ベースボール・マガジン社,1962
122p;19cm (スポーツ・ライブラリー;第7)

Wilhelm Busch. 『Fussball in der Schule』( Wilhelm Limpert-Verlag, 1957) の翻訳。
原著序文はドイツ・サッカー協会学校サッカー委員会ウィルヘルム・エルバッハ博士と同青年部委員会カール・チンマーマン博士。 推薦のことばは日本蹴球協会国際審判員横山陽三。訳者は東大卒で東大学生部勤務。
序文
推薦のことば
訳者のことば
1.われわれの意図
2.練習方法 A)キックとストップ B)ドリブルとヘッディング C)フリーに走ることとマーク D)チーム・プレーの練習
3.練習プラン
4.競技規則について
文献
少年競技規則
用語解説
原書名「学校におけるサッカー」が示すように小中学校教師向けのサッカー指導書。文献にはD.クラーマー『サッカー 技術編、戦術編、トレーニング編』もあげられている。 初のドイツ語圏からの翻訳書。


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サッカーの授業 永嶋正俊/著
東京:ベースボール・マガジン社,1962
156p;19cm (中学校体育指導ハンドブック;第6)

永嶋正俊は東京教育大学卒、大泉高校勤務。校閲者は多和健雄。「はしがき」(多和健雄)に元大泉中学校教諭の鈴木勇作に対する謝辞がある。
はしがき
第1章 サッカーの歴史と特色 1.サッカーの歴史 2.サッカーのあらまし 3.サッカーの特色
第2章 サッカーの学習内容と計画 1.学習内容 2.学習のねらい 3.学年別教材配当 4.学年別学習展開(例)
第3章 技能の指導段階 Ⅰ.基本技能 Ⅱ.応用技能 Ⅲ.ゲーム
第4章 評価 1.評価のしかた 2.テストの問題 3.スキル・テスト

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サッカーのトレーニング方法[研究資料] 梅本二郎、篠田昭八郎/訳編
新潟:新潟県教育委員会,1962
126p;26cm

未見。


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小学校サッカー 多和健雄/著
東京:不昧堂書店,1962
136p;22cm

現場の声に応えて、技能とルールに関しては図解を多用して理解を簡明にし、指導項目を箇条書して要点をつかみやすくし、ポジションプレーを中心的技能としてとりあげた、小学校体育におけるサッカー指導書。
はじめに 第1部 簡易サッカーの指導(高学年) 第2部 ライン・サッカーの指導(中学年) 第3部 対列ボールけりの指導(低学年)


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全国高校サッカー40年史
大阪:毎日新聞社,1962
225p;22cm

記録 第1回(大正7年)~第39回(昭和36年)
随想 個人技を高めよ(神田清雄) 嬉しかった全線パス(有村良秋)...ほか43編
40回大会を迎えて(岩野次郎) 40年史編纂に想う(田辺五兵衛) 三人座談会 - こんな時代もあった(神田清雄、田辺五兵衛、津田弘)
年代別成績表
本大会全出場チーム表
あとがき
随想のエッセイと座談会は『高校サッカー60年史』(1983)に再録されている。 


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サッカー 5版 竹腰重丸,浅見俊雄,田中純二/著
東京:ベースボール・マガジン社,1964
142p;19cm (スポーツ入門双書)

5版とあるが、1版とページ数が同じで序文の日付も1960年なので、5刷であろう。

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