« 1970年~1974年 - W杯と世界のサッカー | Main | 1975年~1979年(1978年~1979年) »

1975年~1979年(1975年~1977年)

「観るスポーツ」としては定着した感があり、W杯本やペレ、ベッケンバウアー、釜本のようなスター・プレーヤー関係書が刊行されている。この時期は早慶のような古豪サッカー部が創立50周年を迎え、相次いで部史が刊行されている。

--------------------------------------------------------------------------------

1975年~1977年

--------------------------------------------------------------------------------

おお、サッカー天国 裏側から見たワールドカップ 中条一雄/著
東京:日刊スポーツ出版社,1975
246p;19cm

1974年W杯西ドイツ大会のW杯本。優勝したのはベッケンバウアー主将の西ドイツだが、注目されたのは クライフを中心にトータル・フットボールで準優勝したオランダ。中条一雄は朝日新聞記者、1960年の日本代表 ヨーロッパ長期遠征にはマネージャーとして帯同もしている。巻頭エッセイ「ビバ サッカー!」は岡野俊一郎。
ビバ サッカー!
10億人が見た
計画性の勝利、西ドイツ
無冠の帝王、オランダ
殊勲賞はポーランド、東ドイツ
ブラジルの威信
戦法お国ぶり
大会スケッチ
日本の将来
付録 数字は語る 大会の記録
写真多数。


--------------------------------------------------------------------------------

サッカー 少年チームから一流選手まで 改訂新版 八重樫茂生/著
東京:講談社,1975
206p;21cm (講談社スポーツシリーズ)

1968年版の改訂版。「改訂にあたって」では「基本技術の章は、この改訂新版でも、 ほとんど書き直す必要はありませんでした。
しかし、世界のサッカーは日進月歩です。とくに戦術的な面では、最近の進歩は目覚しいものがあります。 そのため基本の戦術の章は全面的に書き換えて、4:3:3システムの解説などを、くわしく書き加えました。」とある。 口絵写真は日本代表の試合。


--------------------------------------------------------------------------------

サッカー世界のプレー ワールドカップ西ドイツ大会 牛木素吉郎/著
東京:講談社,1975
206p;21cm (講談社スポーツシリーズ)

メキシコ大会に続く同著者のW杯本。前回は分担執筆だったが、今回は単独執筆。「はじめに」に 「メキシコ大会のときの本は、写真を多く入れることで特色を出しましたが、今回はイラストを使って、 ワールドカップのプレーを分かりやすく示そうと試みました。」とあるように82の図が使用されている。
1.ワールドカップとは何か 最高の技術、最大の熱狂
2.ワールドカップの歴史 ほんとうの世界一のために 第2次大戦をはさんで ブラジルの黄金時代 システムの移り変わり
3.西ドイツ大会の教訓 波乱の1次リーグ 頂上への2つのルート 未来を示すもの
4.ワールドカップの個人プレー 異能プレーヤー 核になっているプレー ドリブルの重要性 世界の名プレーヤー
5.ワールドカップのチームプレー 西ドイツの4:3:3 オランダの渦巻き戦法 東欧の速攻と南米の守り 停止球からのプレー
6.ワールドカップと日本のサッカー どこが、どう違うのか 世界に追いつくために
7.ワールドカップの記録 西ドイツ大会の全記録 これまでの大会の記録 歴代の得点王 ワールドカップの概観 ワールドカップの本
第6章中に「ワールドカップを日本で」という節がある。


--------------------------------------------------------------------------------

サッカーの指導 学校体育研究同志会/編
東京:ベースボール・マガジン社,1975
145p;22cm (学校体育叢書)

斉藤政治(東京教育大学卒、同付属高校教諭)、田中資時(東京教育大学卒、都留高校教諭)、永井博(東京教育大学卒、和光大学教授)、 根本忠紀(豊島師範卒、八丈町立末吉小学校教頭)の共著。
まえがき
第1章 運動文化としてのサッカー 1.サッカーの発展過程 2.従来のサッカーの教材としての問題
第2章 技術指導の系統 1.これまでの技術指導の問題点 2.系統性の骨子と考え方
第3章 技術指導の内容と方法 1.パス - トラップ - パス練習 2.2人によるパス - リターン・パス - シュート練習(2対0の練習) 3.3人によるパス - シュート練習(3対0の練習) 4.4人によるパス - シュート練習(4対0の練習) 5.2対2の攻防練習 6.3対3の攻防練習 7.4対4の攻防練習 8.ゲームで学習すること
第4章 授業の展開例
Ⅰ.小学校3年生の授業展開 1.サッカー学習に対する教師の考え 2.サッカー学習のねらい 3.授業展開における全体計画と指導内容(13時間) 4.指導案例 5.体育カード 6.ゲームのデータのとり方とその利用 7.1時間の授業展開例
Ⅱ.中学・高校の授業展開 1.単元計画 2.オリエンテーション 3.グループ学習のすすめ方 4.毎時間のとりくみ 5.ゲーム 6.データについての考え方 7.学習指導案の様式 8.まとめ・反省会(最終時間) 9.評価
第5章 技術指導の科学的根拠 1.基礎技術とコンビネーション・プレーについて 2.基礎技術以前の感覚について 3.バック・パスから練習を始めるのか
あとがき

--------------------------------------------------------------------------------

実戦サッカーナンバーワン 岡野俊一郎/監修 高橋正輝/ほか絵
東京:フレーベル館,1975
192p;19cm (ナンバーワン・ブックス;19)

未見。
第1章 これが近代サッカーだ! 世界をむすぶスポーツ、サッカー! サッカーはイギリスで生まれた これが近代サッカーだ まず、攻撃型のサッカーだ! “システム”はこう変わった 3S(スピード・スリル・スピリット)でGO! 劇画  われらイレブン+1ワン
第2章 さあ、ボールになれよう! いつでも、どこでも、ボールに食らいつけ! キック インサイドキック・トーキック・インステップキック・ヒールキック・インフ    ロントキック・アウトフロントキック・バイシクルキック ヘディング 立ちしせいのヘッディング・ジャンプヘディング トラップ インサイドでトラップ・足のうらでトラップ・インステップでトラップ・頭でトラップ・胸でトラップ・ももでトラップ ドリブル タックル ゴールキーパー 写真で見るページ これが全清水だ! 劇画 われらいれぶん+1ワン
第3章 ボールあそびをしよう ボールから自由になれ ミニサッカー・ドリブルレース ボールつきをしよう サッカーテニス ボールを自分のものに サッカーボーリング 体力をつけよう 得意ワザを身につけよう 実戦的な練習を! サッカー北から南から オリンピックのサッカー 日本のサッカーリーグ 劇画 われらいれぶん+1ワン ワールドカップ世界選手権
第4章 こうしてチャンスを生かせ! ゴールキック コーナーキック サッカーあんな話 ペナルティキック ヘディング サッカーこんな話 ドリブル フェイント オフサイド マーク パス われらイレブン+1ワン 日本サッカーリーグの記録
第5章 こうすれば勝てる 実戦でいかせ!技術と知識 試合に勝つ!! 敵より先にボールに追いつけ チームの特色をいかせ! 超個人プレーも生かせ! 実戦にのぞんで 審判について こんな注意をしよう
 


--------------------------------------------------------------------------------

十一人のなかの一人 サッカーに学ぶ集団の論理 長沼健/著
東京:日本生産性本部,1975
189p;19cm (JPC選書)

著者が日本生産性本部からの依頼で行った講演の内容をまとめたもの。
はじめに
1.戦いの前に 世界の流れを考えてみる 自分と自分のチームの力をしっかり見つめよう
2.戦いにのぞんだら 集中力が勝負を決める 戦況をしっかりつかめ 読み勝ったほうが勝つ 決断、即実行
3.逆境の中の勇者 戦う補欠選手 けがをしても非戦闘員ではない 風雨が味方につくとき 逆転勝ちの味を知る
4.グラウンドの外での戦い 生活のなかでの自己規制 敵は今、何をしているか? 半歩でも優位に立つために 集中のためのリラックス
5.モラルとサッカー ルールを体で覚えよう サッカーのデモクラシー プレー・マナー スポーツマンのモラル
6.フォア・ザ・チーム 仲間の支援 ベストを尽くせ 信頼と友情 人間性を追求しよう
「サッカーのデモクラシー」ではオランダのトータル・フットボールに言及している。


--------------------------------------------------------------------------------

図解サッカー編 野沢要助/[ほか]著
東京:東洋館出版社,1975
192p;22cm (小学校体育「できる」指導シリーズ;10)

執筆者は野沢要助(東京女子体育大学教授)、三浦勇(文京区立湯島小学校長)、保坂一郎(世田谷区教育委員会)、 岸上修(練馬区教育委員会)。
まえがき
Ⅰ.運動の歴史 サッカーの歴史
Ⅱ.ボール運動の特性 1.ボール運動の特性とねらい 2.サッカー型ボール運動の特性
Ⅲ.サッカー型ボール運動の技術 1.サッカー型ボール運動の技術 2.サッカー型ボール運動の技術の発展系統 3.児童の発達段階と技術の到達目標 4.ゲームとルール
Ⅳ.トレーニング 1.運動要因と技術 2.発達段階とトレーニング
Ⅴ.指導計画 1.低学年指導計画 2.中学年指導計画 3.高学年指導計画 4.授業を展開するにあたって留意すること 5.評価について
Ⅵ.指導法 1.学年別指導の重点と効果的指導法 2.指導上の教師のことば 3.指導上の配慮事項
Ⅶ.ゲームのくふうと発表 ルールのくふう
Ⅷ.安全指導と管理 ルールの上からの安全指導

--------------------------------------------------------------------------------

ペレのサッカー ペレの技術を学ぼう ペレ/著 牛木素吉郎、ブラビス・インターナショナル/訳
東京:講談社,1975
177p;21cm (講談社スポーツシリーズ)

Edson Arantes do Nascimento(ペレの本名)著『Jogando com Pele』(Livraria Jose Olympio Editora, 1975)(Peleの2番目のeにアクサンあり)の翻訳。 表紙、標題紙の書名は『Play soccer with Pele』、この書名で英訳がでているが、ポルトガル語原著を翻訳したか、 英訳を重訳したかは不明。執筆協力者はジュリオ・マゼイ(Julio Mazzei)。ペレによる少年向けサッカー技術書で、 モデルはゴールキーパーを除いてもちろんペレ。
わが息子=ペレ(ジョン・ラーモス・ド・ナシメント)
はじめに
日本のみなさんへ
ペレという人間(ジュリオ・マゼイ)
1.ボールコントロール
2.パス
3.ヘディング
4.シュート
5.フェイントとドリブル
6.手なずけること - ストップ
7.ボールを運ぶ
8.フリーキックとペナルティキック
9.ゴールキーパー
10.スローイン
11.全般的なアドバイス
12.おわりに
間にネルソン・ヒラタによる「ペレの神話」「ペレと監督たち」「ペレのからだ」というエッセイが挟まれている。 写真多数。これまでヨーロッパ一辺倒だったサッカー翻訳書に初めて現れた南米系原著。


--------------------------------------------------------------------------------

ボールで結ぶ心 日・中友好親善神戸市青少年蹴球団報告書
神戸:神戸市教育委員会,1975
27p;26cm

未見。


--------------------------------------------------------------------------------

ゴールの軌跡 釜本邦茂自伝 釜本邦茂/著
東京:ベースボ-ル・マガジン社,1976
235p;19cm

釜本邦茂は山城高校、早稲田大学卒、 東京オリンピック、メキシコ・オリンピック代表、同得点王。 サッカー関係者の伝記としては先に長沼健(講談社, 1969)があるが、現役選手のものとしては本書が最初。 冒頭の「釜本邦茂君という男」はヤンマーディーゼル・サッカー部総監督山岡浩二郎。
釜本邦茂君という男
第1章 栄光のメキシコ 銅の色もいい色だ
第2章 サッカーとの出会い やんちゃ坊主 背番号は「0」!? ユースは来年もある 初めての海外遠征
第3章 東京オリンピック 石が飛んできた やった!オリンピック代表だ
第4章 ヤンマー入社 オレはハングリーだ 世界のレベルはすごかった 大学生活に有終の美
第5章 日本リーグ入り 負けるということ
第6章 栄光への序曲 実力でとった出場権 西独へサッカー留学
第7章 そしてメキシコ 勝ったらあかん ゴールが狭い 凱旋
第8章 暗黒の日々 リーグ得点王に 10メートルも走れない 肝炎を克服 ソウルの悪夢
第9章 日本リーグ優勝 プラン通りや 初めてのムルデカ大会 ワールドカップに出られない 全日本へカムバック 100ゴール 再びプロからの誘い
第10章 世界の名手 ペレ エウゼビオ ゼーラー ミュラー ベッケンバウアー ヤシン
付章 ゴールの軌跡 釜本邦茂ーゴールの軌跡 あとがき

--------------------------------------------------------------------------------

最新・サッカーの指導法教本 サッカー指導法研究会/編
東京:日本体育社,1976
238p;21cm

サッカー指導法研究会代表は大渕正雄(岐阜大学)、成田十次郎(筑波大学)。
Ⅰ部 サッカーノ特性と指導法の原理 序にかえて 1.サッカーとは何か 2.心身の発達とサッカー指導法の原理
Ⅱ部 サッカーの試合の様相の発展と指導法 学習課題一覧表 1.基礎課程 2.発展課程 3.完成課程
Ⅲ部 サッカー指導法のQ&A 1.初心者指導に関するQ&A...ほか13項目
用語解説

--------------------------------------------------------------------------------

サッカー 岡野俊一郎、他/著
東京:不昧堂出版,1976
392p;22cm (スポーツの科学的指導;4)

未見。


--------------------------------------------------------------------------------

30周年記念誌 千葉県サッカー協会/[編]
[千葉]:[千葉県サッカー協会],1976
122p;26cm

未見。


--------------------------------------------------------------------------------

図解ペレのサッカー技術 ポール・トレビリオン/著 鈴木武士/編訳
東京:ベースボ-ル・マガジン社,1976
123p;19cm

Paul Trevillion著『“King” Pele』(Stanley Paul, 1971)の翻訳。原著はイギリスで刊行。『サッカー・マガジン』増刊号で紹介したものを 書きあらためたもの。Paul Trevillionをサーチ・エンジンで検索すると肩書きは“Sports artist”、スポーツ関係のイラストレーターらしい。 図解の部分のイラストはおそらく彼によるものであろう。鈴木武士は早稲田大学卒、共同通信記者。ペレの伝記とプレーの技術解説からなる。
はじめに
Ⅰ.“キング”ペレの生涯 1.王様の誕生 2.世界とペレの出会い 3.フットボール、フットボール、フットボール 4.“キング”ペレ 5.目には目を 6.ワールドカップはもうごめんだ 7.1000ゴール 8.ワールドカップ1970 9.やめないで、ペレ 10.幻想のゴール 11.ありがとう、みなさん
Ⅱ.図解 ペレの作戦と技術
編訳あとがき
なお、Ⅰ.9~11章は原著にないものを、訳者が加えた。


--------------------------------------------------------------------------------

わたしにライバルはいない ベッケンバウアー自伝 フランツ・ベッケンバウアー/著 鈴木武士/訳
東京:講談社,1976
222p;19cm

Franz Beckenbauer著『Einer wie ich』(Bertelsmann, 1975)の翻訳。「訳者・序」に「ベッケンバウアーがおりにふれ、思いつくままに書きあらためていったと想像される本書は、 いっさい見出しがなく、日本人の我々にはきわめてぶっきらぼうなもの、話も急に違う方に飛んだり、重複するところが多い。そこで日本の読者にはあまり興味がないと思われる部分は 大胆にカットし、物語を訳者の一存で構成し直したことを断っておきたい。」とある。
サッカー場は楽園だった もう一人のベッケンバウアー 貧しかったわたしの少年時代 一本足のコーチ、ノイデッカー FCバイエルンに入る
ユース代表チームへ 社会生活のスタートとつまづき “リベロ役”の発明 クラマー・コーチとの出会い
新しいスタート、そしてすばらしい結婚 コンクリートのような2“体”をつくれ わたしたちのすばらしい三日間
三度のワールドカップ はじめての代表試合 怒りと失望のイングランド大会 人間味あふれたメキシコ大会 世界を制した西ドイツ大会
わがクラブ、バイエルン 名マネジャー、シュバーン わたしと四人の監督 欧州カップ2連勝
世界へのたびと二人の名選手 初めての極東旅行 国王から勲章 サッカーの王様、ペレ 無二の親友、ボビー・ムーア
わたしにライバルはいない プロとして“公”の生活へ ボーナス交渉 プロとしての日常心得 わたしの将来 主な記録
付・選手プロフィール
クラブ・システムにおける選手育成のあり方や彼が接したコーチたちの人柄とコーチ法が興味深い。 ラテック監督時代のバイエルン・ミュンヘンの内紛も記述している。後を継いで監督になるクラマー氏は結婚式の立会人でもあったそうだ。


--------------------------------------------------------------------------------

大阪体育大学サッカー部10年史 井田国敬/[ほか]編
[茨木]:大阪体育大学サッカー部後援会,1977
93p;26cm

大阪体育大学サッカー部1965年大学開学とともに創設、1973年関西大学リーグ1部昇格。
創刊によせて(山本隆久)
私とサッカー(中島直矢)
サッカーに一言(加藤橘夫)
10年のあゆみ 草創のころ(昭和40年~43年) 模索のころ(昭和44年~47年) 噴出のころ(昭和48年~51年) 明日に向かって(昭和52年~   ) ユニホームの変遷
付録 O・B名簿 現役名簿 大阪体育大学サッカー部後援会会則 大阪体育大学サッカー部後援会役員住所録
編集をおえて

--------------------------------------------------------------------------------

京都大学蹴球部五拾年史 京大蹴球部50年周年記念行事実行委員会/編
[大阪]:京大蹴球部50年周年記念行事実行委員会,1977
266p;26cm

奥付の書名は『京大蹴球部50年史』。大正14年創設。
 部の旗・部歌 50年祝典 京大正門 部創立時の状況(前田純一) 創立50周年を記念して(竹山幹夫)...ほか135編。 


--------------------------------------------------------------------------------

サッカー ストライカーの技術と戦術 釜本邦茂/著
東京:講談社,1977
160p;21cm (講談社スポーツシリーズ)

表紙、標題紙の書名は『Soccer technique 』。
序にかえて(ヤンマー総監督 山岡浩二郎)
1.基本の技術 - ボールを扱うこと キック トラッピング ヘディング シュート
2.基本の技術 - 味方との強力敵との対応 ドリブル パス ぼくの戦術 試合を想定した実戦のための練習
3.栄光のゴール 釜本邦茂の得点記録
おわりに


--------------------------------------------------------------------------------

サッカーわが人生 ペレ自伝 エドソン・ペレ/著 鈴木武士/訳
東京:講談社,1977
238p;19cm

Pele著『My life and the beautiful game』(Doubleday, 1977)の翻訳。原書には“with Robert Fish”となっており、 翻訳書の「序」を書いているロバート・L・フィッシュの肩書きは「作家」となっている。早川から翻訳が出ているミステリー作家だろうか?

1.17歳で世界へデビュー 神のなされた業 王様の誕生
2.ブラジル世界を初制覇チャンピオンへの道 ブラジル代表に 質の悪いゲスト ついに成った世界チャンピオン
3.父母との別離サントス・クラブへ 小学校では劣等生 16歳でサントスと正式契約
4.破産と結婚ロゼがいれば すばらしい日 二試合だけの’62チリ大会 ついに射止めたロゼメリー
5.破滅と栄光1000ゴール! 一次リーグで敗退 - ’66イングランド大会 殺人的なスケジュール 無敗で’70メキシコ大会出場権獲得
6.ジュール・リメ杯よ永遠に三度のチャンピオンは私だけ メキシコ大会直前の監督交替劇 前回チャンピオンを破る けが一つなく全勝優勝
7.引退と復帰サッカーこそわが人生 代表チームを離れる 500万ドルで米国へ おわりに
付・ペレとワールドカップ

--------------------------------------------------------------------------------

昭和52年度広島中学校広島第一中学校鯉城高等学校広島国泰寺高等学校サッカー部誌 創立百周年記念号 鯉城蹴球団/編
広島:鯉城蹴球団,1977
86p;23cm

広島サッカーの名門国泰寺高校のサッカー部史。創立百周年とは同校創立という意味でサッカー部でも同校OBが結成した鯉城蹴球団(初期の日本選手権すなわち現在の天皇杯に優勝経験あり)の百周年ではない。『高校サッカー60年史』(1983)に参考文献としてあげられている『鯉城蹴球団創立百周年記念誌』とは本書のことのようである。
巻頭のことば(野津謙)
熱と意気・汗と涙の章 県中時代 一中時代 鯉城高校時代 国泰寺高校時代
歴戦の章 戦の譜 鯉城蹴球団会則 鯉城蹴球団役員 鯉城蹴球団名簿及び住所
あとがき


--------------------------------------------------------------------------------

世界サッカー史 歴史・スター・戦術 オルドジッフ・ジュルマン/著 大竹国弘/訳
東京:ベースボ-ル・マガジン社,1977
458p;27cm

Oldrich Zurman著『Zlata kniha kopane. 2nd ed.』(Olympia, 1975)の翻訳。著者はチェコスロバキアのスポーツ誌編集長。 訳者は早稲田大学、カレル大学卒、ベースボール・マガジン社勤務。監修者は岡野俊一郎、牛木素吉郎、鈴木武士。 ベースボール・マガジン社創立30周年記念出版の一冊として刊行された。
監修にあったて(岡野俊一郎)
はじめに
第1部 世界サッカー史 第1章 サッカーの誕生 第2章 なだれのように世界へ 第3章 サッカーの国際組織
第2部 ワールドカップのすべて 第1章 ワールドカップの歴史 第2章 ワールドカップ予選・本大会成績総覧 第3章 ワールドカップの巨人たち 第4章 ワールドカップの戦法
第3部 世界の選手権競技会 第1章 ヨーロッパ・チャンピオンズ・カップ 第2章 南米クラブ・カップ 第3章 世界クラブ選手権 第4章 ヨーロッパ・カップウィナーズ・カップ 第5章 UEFAカップ 第6章 ヨーロッパ選手権 第7章 オリンピック・サッカー・トーナメント 第8章 そのほかの競技会
第4部 世界サッカーの側面 第1章 巨大なスタジアム 第2章 ヨーロッパ最優秀選手 第3章 世界選抜チーム 第4章 チェコスロバキアのサッカー史
付 日本、アジア、そして世界 世界のカマモト 日本代表チームの歩み アジアのタイトル
訳者あとがき
口絵写真多数。本来はチェコスロバキアサッカー史がもっと大きな比重があったが、かなり割愛し、「付」の部分を加えた。 記録集的な性格もあり、ワールドカップ全参加チームのメンバーをポジションとともに知ることができる。 例えば、1938年大会に参加したオランダ領東インド(現インドネシア)はインドネシア人、中国人(華僑)、オランダ人の混成チームだったことがわかる。 戦術の変遷もフォーメーションを背番号(個人名)で具体的に記している。 ところで、本書は「プラハの春」後の反自由化政策がとられていたチェコで出版されたものであるが、それを反映してか、 ハンガリー動乱(1950年代全盛だったハンガリーはこのため没落し、プスカシュ、コチシュのような主力選手は国外チームに亡命した) にはまったく言及していない。反面、「資本主義国の支配者が、このサッカーを“人民の麻薬”として政治的に利用しないテはない。サッカーによって、革命の芽を摘み取り、 散らしてしまうのだ。」という記述があったりする。しかし、サッカーに対しては正統的で、当時進行しつつあった守備的戦術や戦術的反則を痛烈に批判している。


--------------------------------------------------------------------------------

第1回日韓高専親善サッカー訪韓試合報告書 篠田昭八郎/編
岐阜:日本サッカー協会高専部会,1977
27p;26cm

未見。


--------------------------------------------------------------------------------

東蹴六十年史草稿
[東京]:東京蹴球団,[1977]
220p;27cm

日本最初のクラブ・チーム東京蹴球団(東京高師、青山師範、豊島師範OBが結成)。草稿とあるように、筆記体の原稿がそのまま印刷されている。
序 第1章 創団事情 第2章 初期の東蹴 第3章 中期の東蹴 第4章 東蹴現代編 山田団長の死去より現在まで 第5章 ミニ団史 団員の語るそれぞれの時代 第6章 東蹴人を語る 第7章 団員の語る東蹴


--------------------------------------------------------------------------------

ベッケンバウアー少年サッカー教室 フランツ・ベッケンバウアー/著 牛木素吉郎/訳
東京:講談社,1977
79p;26cm

Franz Beckenbauer著 『Franz Beckenbauer Fussballschule』(Bertelsmann, 1977)の翻訳。『Franz Beckenbauer's soccer power』という 書名で英訳も刊行されている。翻訳協力浅見俊雄、八林秀一。
テクニックと体力づくり ドリブル 壁パス シュート ヘディング ボールを受ける キックの種類 持久力 スピード 筋力とパワー 敏しょう性
戦術 守備のプレー 攻撃のプレー
サッカーの競技規則 ボール、選手の数、選手の用具 競技場 主審、線審 試合の時間、試合開始、ボールのインとアウト、得点かどうか オフサイド 反則プレーとスポーツマンらしくない行為 フリーキック、ペナツティキック スローイン、ゴールキック、コーナーキック
サッカーのABC


--------------------------------------------------------------------------------

北大サッカー部50年史 1923-1975 渡部哲夫/編
[札幌]:北大サッカークラブ,1977
266p;26cm

別書名:北大サッカー部五〇年史。
第1部 記録 1.創生一〇年 2.戦前一〇年 3.戦後一〇年
第2部 技術
第3部 部生活
第4部 追憶
あとがき


--------------------------------------------------------------------------------

早稲田大学ア式蹴球部五十年史 WMW五十年史編集委員会/編
東京:早稲田大学WMWクラブ,1977
356p;22cm

はじめに(玉井操)
素人部長30年(小松芳喬)
新米部長半年間(堀江忠男)
初代部長島田先生を囲んで-座談会(島田孝一、小松芳喬、鈴木義弘、轡田三男、井出多米夫、堀江忠男)
早大サッカー50年の歩み(堀江忠男)
大学サッカーへの提言-座談会(堀江忠男、川本泰三、胡崇人)
編年史 1.草分け時代-大正9年~昭和7年 2.ベルリン五輪を頂点とする時代-昭和8年~昭和19年 3.戦後の復興期を経て新たなる飛躍-昭和20年~昭和38年 4.全盛時代から沈滞へ経て強いサッカーへの途-昭和39年~昭和51年
随想 1.監督時代 2.各時代のエピソード 3.各定期戦 4.オリンピック 5.物故者の話
戦績一覧
WMWクラブ会員名簿
WMWクラブ規約
編集後記

|

« 1970年~1974年 - W杯と世界のサッカー | Main | 1975年~1979年(1978年~1979年) »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45875/49612948

Listed below are links to weblogs that reference 1975年~1979年(1975年~1977年):

« 1970年~1974年 - W杯と世界のサッカー | Main | 1975年~1979年(1978年~1979年) »