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現役選手(専門学校聯合競技会)の体協への不満

体協が極東大会脱会を決定したことに対し、現役選手からなる専門学校聯合競技会が反体協運動を起こします。『東京朝日新聞』1919(大正8)年5月17日付記事

聯合競技会選手と体育協会の確執 
    極東オリンピック脱会が原因
       都下専門十一校は協会主催の競技会に絶対出場せずと決定

日本体育協会が極東オリンピックの脱会を発表してより都下各専門学校の選手より成る都下専門学校聯合競技会は体育協会の態度を横暴なるものとなし、極東オリンピック脱会の真意を聞かんものと両会代表者は屡会合する所ありたるが未だ全く了解を見るに至らず、十五日の如きも選手側なる帝大、早大、慶應、法政、明治、日歯、農大、駒場農科、一高、学習院、高師の十一校の代表者は帝大に集合したる上体育協会改革具体案なるものを議了し、代表者七名は同夜八時其意見を具陳する目的にて学士会に体育協会常務委員たる嘉納、明石、野口、赤松、永井、可児の諸氏と会見し、冒頭先ず極東オリンピック参加復活の問題を提出したるに、協会側は運動記者団に発表せる理由の外猶種々の理由ありて復活する事不可能なる旨を述べたり。茲に於て選手側は極東大会大会の規約に基き、当時日本体育協会は規約中寧ろ同会の参加を以て光栄とするが如き明文ありしに拘らず、今日の態度は余りに甚だしき相違なりと慨嘆し、協会側なる明石、可児其他の諸氏が止むるをも肯かず、最早「体育協会改革案」を説明するの要なし、建設か破壊か根本的に改革するに非ずんば我等は之に与する能はずと同所を引上げ、都下専門学校聯合競技会の態度を闡明する為め、爾後日本体育協会主催の競技会には各校の選手は絶対に出場せずと決定し、近く宣言書を発表して全国の各学校へも以上の事情を通知し、反体育協会熱を煽るべしと気概頗る高く、協会側も其善後策に就て考慮しつつありと。”

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