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ユース・レベルにおけるアメリカの女子サッカー

『Soccer & society』誌に掲載された以下の論文(無料全文アクセス可)による。数値の出拠は原論文の参考文献を参照されたい。

Andrei S. Markovits & Steven L. Hellerman (2003): Women's soccer in the United States: Yet another American ‘Exceptionalism’, Soccer & Society, 4:2-3, 14-29

1. ユース・サッカー人口は男女とも急速に拡大している

ユース・サッカーの3全国組織、American Youth Soccer Organization(AYSO)、United States Youth Soccer Association(USYSA)、Soccer Association for Youth(SAY)の登録人口は、

1980年  888,705人
2001年 3,884,423人

と20年間で4.37倍に増加。ユース年代ではサッカーは野球を凌ぎ、バスケットボールに次ぐ2番目の人気スポーツとなった。

2. ユース・サッカーでは女子の競技人口が男子を凌いでいる 

・American Youth Soccer Organization(AYSO)の2001-2002年の6~18才登録者数は、

女子 348,000人
男子 317,000人

で女子の方が多い。

3. ユース・レベルでは男子サッカー人口は減少しているが、女子は増加している

スポーツ用品製造協会(Sporting Goods Manufacturers Association)によれば、サッカー参加者(participants)は、

1987年 100人中 男子 9.0人 女子 5.4人
2001年 100人中 男子 8.6人 女子 6.7人

で男子は4.4%減、女子は24.1%増。参加者(participants)の定義は、前年に一度でもサッカーをしたことがあるというもの。6~11才では男子490万人(38%)、女子390万人(31%)、12~17才では男子306万人(24.1%)、女子313万人(25.1%)のサッカー人口がある。

4. 高校女子サッカー部の人口も急速に増大している 

1980-81年  41,119人
2000-01年 292,486人

と20年で7倍に増加した。

これら草の根レベルでの普及が、大学、プロリーグ、代表チームの基盤となっている。

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