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戦前の朝日招待蹴球大会

朝日招待サッカー(戦前は朝日招待蹴球)はベルリン・オリンピックの翌年、1937年から始まった。1936年12月26日付の社告では以下のように記され、1940年の来るべき東京オリンピック準備のためであることが明記されている。

【第一回】朝日招待蹴球大会

ベルリン・オリムピックに初陣の我が蹴球代表チームは第二次試合において優勝国イタリーのため敗れたとはいへ北欧の強豪スエーデンを撃破し一躍「蹴球日本」の名を認めしむるとともに東京大会の有望種目として躍進を期待されるが、本社は大日本蹴球協会賛助のもとに明年一月十日甲子園南運動場に東都学生蹴球界の雙壁WMW(早大倶)ならびに慶應義塾大学両チームを招聘するとともに関西斯界の花形神戸商業大学及び関西学院大学両蹴球チームの参加を得て第一回朝日招待蹴球大会を開催し東西優秀チームの対抗試合を挙行してオリムピック準備第一年の首途に餞けとすることとなった”

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東西大学リーグの交流戦としては、両リーグの覇者同士が対戦する東西大学争覇戦が1929年から開催されている。→「戦前の日本サッカーの東西対立構造

朝日招待蹴球大会は関東1位対関西2位、関東2位対関西1位がタスキ掛けで対戦する企画であった。戦前の結果は以下のとおり。

第1回 1937年1月10日 甲子園南運動場(東西大学争覇戦は早大 3-2 神商大)

WMW(早大) 2-1 関学
慶大 2-1 神商大

第2回 1938年1月9日 甲子園南運動場(東西大学争覇戦は慶大 3-0 京大)

慶大 6-3 関学
京大 5-2 東大

第3回 1939年1月8日 甲子園南運動場(東西大学争覇戦は関学 3-2 慶大)

慶大 2-0 京大
東大 8-2 関学

第4回 1940年1月14日 甲子園南運動場(東西大学争覇戦は慶大 4-2 関学 明大はリーグ戦5位)

明大 2-0 神戸高商
関学 2-0 早大

第5回 1941年1月12日 甲子園南運動場(東西大学争覇戦は慶大 4-2 関学)

慶大 8-1 関大
早大 5-2 関学

  


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