長崎から船に乗って ④ 伊勢湾フェリー「知多丸」乗船記
南海電鉄泉大津駅から。
急行で難波へ。PASMOが使えるので助かる。
近鉄難波の切符売場で「鳥羽まで最速の切符を」といったら、大和八木乗継の近鉄のお家芸特急ネットワーク切符になった。
まずは難波発名古屋行きに乗車。
近鉄特急といえばかつてはアテンダントによる熱いおしぼりサービスが名物だったが、セルフの紙おしぼりに。こんなもんを大量に持ち帰ってどうするのか。
車内販売がないので難波駅のカフェでテイクアウトのコーヒーを購入。車内販売があったころ、アテンダントの車内放送が河内弁のイントネーションだったw 車内販売で瓶ビールを売ってたのでビックリしたことがある。
大和八木駅で京都始発の賢島行きに乗り換え。
鳥羽駅で下車。
海沿いの道を真珠島、水族館方面へ進む。
真珠島。
水族館とフェリーターミナル。
ちょうど伊勢湾フェリーが出航するところ。
水族館の裏手の山に鳥羽城の石垣が残る。水軍大名九鬼家の本拠だった。五島とは水軍つながりだ。
水族館のあたりに大手水門があったとのこと。
水族館入口を過ぎて。
左折したところがフェリーターミナルビル。
豊橋までフェリー・バス(鉄道)割引連絡切符。2,060円とチョーお得。
出航まで1時間ほどあったので、水族館横の食堂で海を見ながらてこね寿司に伊勢うどんが付いたセットの昼飯(1,188円)。ここにきてやっと消化器が回復したもよう。遅いがな!
入港・着岸する「知多丸」。
船内。
機器があって前面展望はよくない。
後部デッキには椅子がたくさんあって結構だが、ここが喫煙コーナーにもなっている。
椅子のある最上階デッキに入るには330円必要。55分の航路なので、手続きが面倒くさくやめておいた。
無料で入れる最上階デッキには椅子も何もない。天気がよくないので、屋根のある下のデッキにずっといた。
出航。
鳥羽には大きなホテルがたくさんある。
何を養殖してるのかな。
鳥羽市営定期船。鳥羽から神島まで渡ったことがある。
東京湾フェリー同様、「湾口」フェリーなので、結構揺れる。
反航する伊勢湾フェリー。
神島。
神島の集落。以前泊まったことがある。また海鮮を食べに行きたいものだ。
神島灯台。名古屋発の太平洋フェリーだと21:00ころ右舷に灯台の灯が見える。
伊良湖水道を通過する貨物船。
同時に好漁場でもあり、漁船も多数出漁。
伊良湖岬。
伊良湖港に入港。
接岸。
鳥羽の乗船はボーディング・ブリッジからだったが、伊良湖の下船は車両甲板から。
バスまで時間があるので、伊良湖クリスタルポルトのカフェで。
知多丸の出航を見送る。
豊橋行き豊鉄バスに乗車。
豊橋鉄道の終着駅田原で私1人を残して全員下車。運転手氏によれば、鉄道の方が早くてしかも正確なんだそうだ。田原藩三宅家というのは渡辺崋山が家老をしてたことでのみ知られる藩だが、小大名のくせに江戸の上屋敷は大変ロケーションの良いところにあった。現在の最高裁、国立劇場あたり。すぐ近所に大大名、譜代筆頭井伊家、御三家の尾張徳川家、紀州徳川家の上屋敷があった。紀尾井坂は紀伊、尾張、井伊の1文字をとった地名。三宅坂という地名もあり、日本社会党本部があったので、かつては社会党の代名詞として使用された。
新幹線で帰京。
ここにきてアルコール解禁w
アテはヤマサの竹輪とわさび漬け。
豊橋駅弁稲荷寿司(520円)の夕食。ビンボな夕食の旅をしめくくったw
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