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アジア歴史資料センターを「俘虜 蹴球」で検索すると・・・

アジア歴史資料センターの検索ウィンドウを「俘虜 蹴球」で検索すると、以下の3件にヒット。

1)
件名標題(日本語):西密第772号 交戦各国に於ける俘虜の取扱等目録の件(4)
階層:防衛省防衛研究所>陸軍省大日記>日独戦役>日独戦役>陸軍省 講和条約
>自大正7年至同11年 欧受第466号其他53件 平和条約国際連盟関係書類 其3 審案添付 陸軍省
所蔵館における請求記号:陸軍省-日独戦役平和条約-T7-21-73(所蔵館:防衛省防衛研究所)
組織歴/履歴:陸軍省
内容:第十一章娯楽 俘虜収容所ニ於テ俘虜ニ娯楽ヲ許ス所以ノ者ハ其主上日決シテ俘虜ヲ優遇スルニアラサルコト列国ノ斉ンク認ムル所ニシテ俘虜ノ戦調ナル生活ノ為メ笙々不逞ノ企図ヲテシ其結果ハ取締上ニ影響ヲ来シ或ハ逃走謀叛等ノ事ナシトセス宜レク彼等ノ精神ラ他方面ニ誘致シ此害ヲ避クルト共ニ一方各俘虜ノ保健並ニ精神的ノ慰籍ヲ与ヘントスルニアリ従テ各国共其娯楽概ネ其軌ラ一二ス以下其二三ヲ詳述セン 第一、独逸国 一、室外ノ運動遊戯等娯楽的ニ許可セルモノハ「テニス」踏躍蹴球「ベースボール」「クリツケット」所内ノ散歩拳闘(殊ニ英人)菜園家畜、館養等其他非戦闘員小児ノ為ニ遊戯場ノ設備 二、室内ノ娯楽トシテハ舞踏(殊二露人)

防衛省防衛研究所が所蔵する旧陸軍省文書で、第一次世界大戦の交戦各国の俘虜の取扱に関する文書。室外遊戯として許可されているものに「蹴球」が含まれている。

2)
件名標題(日本語):3月13日(水曜日)
階層:防衛省防衛研究所>陸軍省大日記>陸軍省雑文書 兵部省陸軍省雑>陸軍省雑>大正
>大正7年自1月至6月 日誌8
所蔵館における請求記号:陸軍省-雑-T7-3-87(所蔵館:防衛省防衛研究所)
組織歴/履歴:陸軍省
内容:送付スヘキモノヲ誤送セシモノニ付其ノ妻女ニ交付方瑞西公使宛願出ノ信書)並金員転送取計方照会アリシヲ以テ信書並金員(価格表記)ヲ公使宛転送セリ 一、「シーメンス」会社ハンス、ドレンクハーンヨリ防衛省防衛研究所が所蔵する旧陸軍省文書で、海兵エミール、ロート宛毎月特別救恤金六円大分収容所俘虜ヘ蹴球一個外二点(直接)及静岡収容所俘虜ヘ「マヨラン」二対度外四点(直接)寄贈方願出シヲ以テ許可シ其ノ旨収容所ヘ通牒セリ 三月十三日(水曜日) 一、独逸国伯林海軍省内俘虜情報局ヘ左記ノ電報(英文)ヲ発ス 左記 日本海軍軍人ニシテ貴局ニ俘虜トナリ居ル者ノ階

防衛省防衛研究所が所蔵する旧陸軍省文書で、シーメンス社のハンス・ドレンクハーンが第一次世界大戦の大分収容所俘虜へ「蹴球一個外二点」を寄贈したことを許可した記録。

3)
件名標題(日本語):5月13日(月曜日)
階層:防衛省防衛研究所>陸軍省大日記>陸軍省雑文書 兵部省陸軍省雑>陸軍省雑>大正
>大正7年自1月至6月 日誌8
所蔵館における請求記号:陸軍省-雑-T7-3-87(所蔵館:防衛省防衛研究所)
組織歴/履歴:陸軍省
内容:五月十三日(月曜日) 一、当局第四十二回月報ヲ陸軍大臣ニ報告ス 一、似島収容所ヨリ共謀逃走罪ニ依リ禁銅二年六月ニ処セラレ広島監獄収禁中ナリシ俘虜兵卒マツトエーセルス、ストールハ五月十一日仮出獄ヲ許可サレンニ付収容セシ旨通牒アリ 一、名古屋収容所ヨリ没収信書六通端書四葉送付シ来ル 一、当局経費実額調書自大正七年一月一日至同三月三十一日ヲ陸軍東京経理部ヘ送付ス 一、「シーメン」会社ハンス、ドレンクハーンヨリ静岡収容所俘虜ヘ蹴球一個直接寄贈方願出シヲ以テ許可シ其旨収容所通牒セリ 一、日本赤十字社ヨリ在「シユ子ーウ」俘虜救恤中央事務局ノ依頼ニ基リ俘虜ノ安否取調ニ対シ回答セリ

防衛省防衛研究所が所蔵する旧陸軍省文書で、シーメンス社のハンス・ドレンクハーンが第一次世界大戦の静岡収容所俘虜へ「蹴球一個」を寄贈したことを許可した記録。

陸軍省は第一次世界大戦交戦各国の捕虜処遇を研究して、室外遊戯として蹴球が認められていたことを認識していたようだ。日本国内のドイツ捕虜が使用したサッカーボールはシーメンス社員が寄贈したものだった。いずれも大正7(1918)年の文書である。

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