2016年北海道往復フェリー旅行記 ② 北海道12時間滞在記
現在、本州・北海道航路の北海道側港湾は、小樽、苫小牧、函館しかないので、イン・アウト共にこの3港というパターンが多い。せっかくリタイアしたので、一応は道北や道東方面のプランも立ててはみた。しかし、道内公共交通機関の衰退著しく、徒歩客にとって、自分の若い頃よりもさらに厳しい状況になっているようだ。行程や宿泊地が限定され、日程に余裕がなくなるので、断念。
定時4:30に到着。
以前、フェリー・ターミナル内に新日本海フェリーが経営する温浴施設があり、入港後まっすぐ駅に行っても、始発まで時間があるので、毎度利用していた。5Fくらいにあったので、景色もよく、浴室から海が見えた。しかし廃業。すぐ近くのオスパ小樽を初利用。
入湯料850円。保温性の高い強塩泉で、10分くらい肩まで浸かっていたら、サウナに入る必要ないくらい汗が噴き出した。
2Fが大広間になっていて、休息できる。シーツ付きのマットレスと枕、および毛布もレンタルしており、簡易宿泊も可。女性を含む宿泊利用者が数名いた。ライダー系高齢利用者が多い感じ。
窓からみえる「らいらっく」。すぐ近所だが、冬はまっ暗で、下もツルツルなので、要注意。
6時過ぎに出発。徒歩でブラブラと小樽駅(2.8km)をめざす。若いころ、鱗友市場まで朝飯を食いにいったことがある。
クルーズ船が入港してきた。後で調べたら、「ダイヤモンド・プリンセス」だった。
サハリン航路の夢の跡。
ロシア語でも広告してます。
道の両側に倉庫。
小樽運河。6時台なのに、中国人がかなりいた。
駅前の通りに到着。坂を登る。
途中に手宮線跡があります。
7時過ぎに小樽駅到着。
駅のカフェは開店しておらず、ラッシュの前に札幌へ。札幌駅まで640円。PASMO使えるか、確認せず。
小樽を出たあと、銭函駅付近まで続く海岸沿いの線路。大都市近郊の通勤・通学路線としては、山陽線・山陽電鉄線の須磨・垂水あたりと並ぶ、日本屈指の景観路線だと思う。
札幌駅到着後、まずは次に乗る予定のバスの乗車地を確認。自販機で苫小牧港行き乗車券(1,310円)を購入。座席指定はなくて、降車時に後払い方式。15時発に乗車予定。
バス・ターミナル地下でモーニングの朝食。
札幌駅から徒歩圏内の北大植物園をめざします。
途中に北海道庁旧本庁舎があります。
モネの絵のような池。
入館無料。庁舎内は、絵画のようなコピーライト関係のもの以外は撮影フリー。
北大植物園正門。入場料420円。
ハルニレの木が多い。
時間があるので、木陰で読書してました。
花壇の花々。
植物園開設当時の自然林を残した一画もあります。
北大関係の重文建築物。
円内の北方民族資料館に展示されていたエゾオオカミの剥製。
映画にもなった樺太犬「タロ」。奇跡の生還後は、北大植物園で飼育されていた。「ジロ」の剥製は国立科学博物館にあります。
予定通り、15時発のバスに乗車。苫小牧港まで約2時間。冷房効きすぎ。下車したら、車内よりさらに寒かったw
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