北海道弾丸フェリー旅行記 ② 新日本海フェリー「あざれあ」乗船記
苫小牧よりも小樽は暑く、タオルを首に巻いてる人がいました。駅前の紀伊国屋書店で本を買い、カフェで一服して、小樽駅15:29発のフェリー・ターミナル行きバスに乗車。運賃は220円。
「あざれあ」。「らべんだあ」に乗船するはずでしたが、台風15号の影響か、配船が入れ替わってました。
キャビンは4F左舷のステートAツイン。以前の新潟航路の1等(ステート)ツインはインサイドでしたが、1等ツインのアウトサイド(海の見える窓有り)という新しいパターンができました。特等(デラックス)のバルコニー付き・無しの2区分がなくなって、特等、スイートはすべてバルコニー付きになりました。この時期は出航してすぐに日没になるので、舷指定してバルコニー付きのクラスをとっても、あまり意味はありません。
デスク。
以前の新潟・小樽航路は特等でも冷蔵庫がなかったのですが、1等でも冷蔵庫ありになりました。、
湯沸かしポットもあります。
トイレはシャワートイレ。洗浄音が爆音でビックリしました。
シャワーブース。「きたかみ」の時代と違って、最近の太平洋フェリー、新日本海フェリーの特等バスタブは半身浴しかできないチャチなものに劣化してるので、シャワーで充分です。シャワーの水圧、水量とも申し分ありませんん。熱めにすれば、十分暖まります。
4Fエントランス・ホール。
5Fカフェ。
カフェの横に売店。
5Fフォワードサロン。
2等客が居座って、飲食や寝台代わりに利用されていたプロムナードはなくなりました。
テーブルを無くして、飲食できないようにしてありました。寝ることもできません。
6F大浴場。大混雑で、しかたなく自室でシャワーを浴びました。
乗船後、すぐに利用客のいた6Fスポーツルーム。
4Fから6Fまでホールは吹き抜け。
5F船尾デッキには椅子とテーブルがあります。デッキでのジンギスカンはなくなったようです。木材ではありませんが、ウッドデッキ風の床材が使用されてます。
4F船尾デッキにドッグラン。
6F船尾デッキから巨大煙突を。
17:00出航後すぐに日没です。祝津方面を自室窓から。北海道滞在は6時間。最短記録を更新しました。
レストランの夕食は17:30~19:30。開店直後は混んでると思い、部屋でサクッと飲んで、18:30にレストランへ。カレーライスと肉じゃがという帝国海軍由来の2大海上食を。青函連絡船時代から北海道に何度も来てますが、若い頃は、毎日炉端、寿司、居酒屋をハシゴする、エンゲル係数の高い旅をしてました。近年とみに少食になり、北海道旅行のエンゲル係数も最小化したはずです。
昨晩徹夜したので、19:00頃パタンキュー。8時間熟睡して、3:00頃目覚めました。部屋の明かりを消してカーテンを開けたら、男鹿半島の灯台の灯がみえました。男鹿半島を過ぎると、沖合を航海するので、何も見えなくなります。
日の出は5:15。5:00頃にトワイライト。
酒田沖の飛島が見えました。
飛島の右手に日の出の兆候。天気が好ければ、この時期左舷から日の入りと日の出の両方を見られます。
村上沖の粟島。
新潟は雨でした。
9:31にフェリーターミナル始発の新潟駅行き連絡バスは直行便で、万代シティを経由しないとのことなので、雨の中を勝手知ったる末広橋バス停から万代シティへ。立ち食い蕎麦屋の名物カレーの香りが漂う万代シティバスセンター。
バスセンターのUCCカフェでモーニングセットの朝食。高速バスは新潟駅前からも乗車できるのですが、新潟駅前の高速バス停には道路端で、待合室もなにもないので、屋根があって飲食店や待合室もある万代シティBCから乗車します。
11:00発の池袋行き高速バス。3列シートの夜行仕様で、もちろんトイレ付です。渋滞に引っかかることもなく、16:00過ぎに池袋着。夜行フェリーに連泊でしたが、個室なので、ホテルに連泊したのと同様でした。
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